子どものころ、
パン屋さん、ケーキ屋さん、看護師さんなど
の職業に憧れていた女の子たちも、
成長するにつれ、
ファッションやメイクに興味を持ったり、
海外留学などの新しい目標が
できたりして、新しい夢ができます。
新しい夢を叶えるためには、
たくさんのお金が必要になるため、
短い時間で効率良くお金を稼ぐ
ことができるキャバ嬢になりたい
女の子も少なくありません。
けれど、実際にキャバ嬢として働きはじめると、
・ボーイによるノルマ管理
・キャバ嬢同士の人間関係
・無断欠勤や遅刻などによるペナルティ
・プライベートも仕事のうち
など、肉体的にも精神的にもヘトヘトに
なってしまうほど、
過酷な労働に辞めてしまいたくなる
女の子も少なくありません。
そんな中、
『どんなに「キャバ嬢＝過酷な労働」で
あったとしても、
夢を叶えるために働きたい！』
と強い気持ちを持っている女の子も
たくさんいます。
そこで、
今回は夢を叶えるためにキャバ嬢として
働きたいと考えている女の子に
知っておいてほしい
キャバ嬢の収入事情をご紹介します。
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キャバ嬢の平均年収は？
キャバ嬢の平均給料は、
28万円～40万円ほどですので、
平均年収推移は、
300万円～624万円となります。
ただ、
お店の給料システムなどによって、
キャバ嬢が受け取る給料が異なるため、
最低10万円～最高300万円ほどであり、
平均年収の範囲は約450万円～550万円ほど
最大年収は1500万円以上となります。
また、
キャバ嬢の平均年収は、
お店のある都道府県によっても、
かなりの差があることも特徴です。
たとえば、
東京都のキャバクラ店で働いている
キャバ嬢の平均年収は537.6万円
となっていますが、
沖縄県にあるキャバクラ店で働いている
キャバ嬢の平均年収は307.2万円
となります。
そのため、
地方のキャバクラで働いている
キャバ嬢よりも、
都心部で働いているキャバ嬢のほうが、
平均の稼ぎが高いことが分かります。
キャバ嬢の平均年収が高い都道府県ベスト3
第1位 東京都 537.6万円
第2位 大阪府 460.8万円
第3位 愛知県＆神奈川県 422.4万円
キャバ嬢の給料システム
キャバ嬢の収入は、
お店ごとに決められている給料システムに
よって大きく違います。
キャバクラの給料システムは、
・時給制
・日給制
・ポイント制
・スライド制
・売り上げ折半制
・全額日払い制
・売り掛け制
・バーンス制
この８パターンあり、
それぞれメリットとデメリットがあるため、
働きはじめる前にお店の
給料システムについて、
事前にしっかりと話を聞いておく
ことが大切です。
今回は、
そのなかでも、とくに多くのキャバクラ店で
採用されている給料システムを
５つご紹介します。
時給制の特徴
時給制は、
もっともスタンダードな給料システムの
ひとつです。
名前のとおり、
働いた時間×時給で
キャバ嬢の収入が決まります。
時給制を採用しているキャバクラでは、
時給以外にもキャバ嬢の頑張りに応じて
「バック」が貰えることがあります。
お店によってバック金額は違いますが、
・本指名バック…1000円
・場内指名バック…500円
・同伴バック…1000円
・ボトルバック…金額の10％
となっています。
時給制では、
１ヶ月間の売り上げを基準に給料査定を
しているため、
１ヶ月の売り上げが自分の貰う給料の
1.5倍以上無いときは、
減給となってしまいますが、
１ヶ月の売り上げが2倍以上だった場合、
時給が500円～1000円アップします。
日給制の特徴
日給制は、
キャバクラよりもクラブによく見られる
給料システムです。
１日単位の給料で取り決めて支払う
かたちとなりますが、
早退や遅刻などをすると時給割されて
給料が減ってしまうため注意が必要です。
日給制を採用しているお店では、
キャバ嬢の頑張りに応じて
バックが発生することがあります。
お店によってバック金額は違いますが、
・同伴バック…1000円
・無形売り上げバック
担当ではないがお客さんの来店に貢献した
場合のみ、売り上げの10％
となっています。
日給制はクラブに多い給料システムのため、
キャバ嬢の収入としては少し複雑な
かたちとなっていますが、
基本的には自分の給料の２倍を目安に
売り上げを出していれば、
まったく問題ありません。
ポイント制の特徴
ポイント制は、
仕事中に料金が発生したとき、
当てはまる項目に応じてポイントが
加算され、１ヶ月稼いだポイントによって
給料計算されるタイプの
給料システムのことです。
キャバ嬢になって日の浅い
新人さんにとっては、
ポイントを稼ぐのが厳しいと感じるかも
しれませんが、場合によっては
時給制や日給制よりも稼ぐことが
できるため、
ベテランのキャバ嬢たちの
あいだでは人気の高い給料システム
となっています。
ポイント制を採用しているお店では、
１ヶ月を前期と後期に分けて、
半期集計をしてから、
次の半期の時給に置き換えるというやり方を
していることが多いようです。
【ポイント制によるキャバ嬢の収入メカニズム】
前期のポイント数で、後期の給料が確定
後期のポイント数で、翌前期の給料が確定
※お店によって、
ポイントが発生するタイミング、
それに応じたポイント数などが異なります。
ポイント制の場合、
仕事中に発生した料金がすべてポイントに
変換されてしまうため、
時給制や日給制のようなバックは
存在しません。そのため、
給料をキープするためには、
仕事中にどんどんポイントを稼がないと、
収入がどんどん下がってしまうので、
注意が必要です。
スライド制の特徴
スライド制とは、
ポイント制と同じく、
キャバ嬢の収入変動が激しい
給料システムのことです。
ちょっぴりプレッシャーに感じる
かもしれませんが、
あなたが稼いだ売り上げが直接給料に影響
するため、とっても分かりやすくて、
やりがいを持って働くことができると、
キャバ嬢たちのあいだでは
意外と人気があります。
スライド制では、
キャバ嬢が売り上げた金額に応じて
基本給料が決まっていくのですが、
・指名バック…1000円
・同伴バック…1000円
・ドリンクバック…200円
・ボトルバック…売り上げの10％
など、
お店によっては基本給以外に指名制のような
バックがあることもあります。
毎月の売り上げに応じて翌月の給料が
変動するため、
不安定な収入になりやすい
というデメリットはありますが、
時給制や日給制よりも稼ぐことができる
ため、キャバ嬢として高みを目指したい
女の子におすすめです。
売り上げ折半制の特徴
売り上げ折半制とは、
キャリアを重ねたキャバ嬢が最終的に
辿り着く給料システムのことです。
お客さんをたくさん持っていて、
売り上げをどんどん上げているキャバ嬢は、
お店からもたいへん重宝にされます。
そのため、
売り上げを上げてくれるキャバ嬢が
移籍しないよう、
売り上げた金額の小計から
ボトルの原価を引いた50％で割る
計算方法を用いて給料を算出します。
売り上げは、
税金やサービス料を引いた小計を基準に
計算されるため、
バックが発生することはありません。
さらに、
出勤しても売り上げが０円だった場合、
給料も０円になってしまうため、
注意が必要です。
キャバ嬢の収入は、自分の働き方次第で変わる！
2000年ごろから始まったキャバ嬢ブームは
いまもなお10代から20代の女の子を
中心にブームとなっています。
とくにJKギャルのあいだでは、
「短時間で効率良く稼ぐことができる
高時給バイト」として人気を集めています。
けれど、
キャバ嬢の収入は、
お店のある地域や給料システムなどによって
大きく変わるため、
面接のときにしっかりと給料に関する
お話を聞いておくことが大切です。
また、
キャバ嬢の収入は、
あなたの働き方次第で上下しますので、
単なる「短時間で効率良く稼ぐ
ことができる高時給バイト」と思って
甘く見てはいけません！
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